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エアルーフシステムの詳細
換気の効果は盛りだくさん
- 排気型換気で天井裏(小屋裏)に本体を設置するので、全体に陰圧(負圧)がかかり室内の気圧をわずかに下げ、温度上昇を抑えます。(ボイル・シャルルの法則)
- 断熱性と気密性に優れた現代の家は室内に滞留する化学物質やハウスダスト、タバコの煙害等の問題が生まれました。人の健康保持のため、換気設備エアルーフは室内の空気を新鮮なものと入替、室内に浮遊するウィルス、カビ、ダニ、チリ、綿ぼこり、汚染化学物質、タバコの煙等を排出しアレルギーの素を減少させます。
- 地球温暖化に対応し、屋根裏や、天井下に溜まっている熱気や室内の熱気を排出します。夏のエアコン使用料大幅節約できます。
- 冬場の湿気、CO2、悪臭を排出、またカビ、結露を予防します。
- また小屋裏、壁の中、床下を問わず換気し、構造材を保護し、家の寿命も大幅に伸ばします。
- 換気方式は整流方式で、「置換換気」の方式を採用しています。この置換換気とは空気の温度による密度差を利用し、室温より数℃低い清浄空気を室内下部よりゆっくり供給し、室内で暖まった汚染空気を上に押し上げて、天井面から排出させる方式です。
- 受動喫煙防止対策に最適な換気設備です。
新型コロナウィルス対策における換気にも
新型コロナウィルスでの換気のあり方をご説明します。
(換気設備は稼働しながらお願いします。)
- ドアと窓を一時間に1~2回程度開け5分間維持します。
窓は1/3程度、ドアは全開でお願いします。 - コロナに罹ったかも知れない場合は、窓を1時間に数回全開にし、ドアは閉めてください。
- エアコンは稼働していてください。
冬は換気が早まります。夏は空気の入れ替えが高まります。
導入にあたり
1階から2階への通気遮断型の家は、通気ダクト利用による設備部品もあります。
通常は小屋裏の排気部分のダクトを除き、ダクトは使用しません。
価格の面でも従来の換気システムに比べて割安で効率的です。
本体エアルーフを1日中稼動しても、電気代は約17円(1kW時23円の場合)です。
注意事項
- 室内換気と小屋裏換気を兼ねた目的でエアルーフを採用の場合、その他の室内ファンの総排気能力は本体の排気能力(210m3)以下にし、小屋裏には第3種(F☆☆☆)以上の下地材を使用してください。
- エアルーフ本体の配管は圧力損失を考慮し、曲がり部を少なくしてください。
- 室内に付ける温度センサースイッチは200Wの許容電力ですから、本体の総電力量(総台数)に注意してください。
また配線を間違わないようにして下さい。温度センサースイッチ等の故障につながります - 通気ダクトを設置する場合、なるべく本体エアルーフの近くに設置しましょう。
- 給気孔の設置場所は電動換気孔からなるべく対角線上の離れた場所で、高さはひざ位の高さ(50cm程度)がよいです。